あしたのジョー(12)
ついに、連戦連敗のジョーをリングにあげるプロモーターはいなくなり、段平はジムをたたもうとする。
それでもリングを捨てられないジョーは、ドサまわりのボクサーに転落する。
しかし、南米ベネズエラから来日したカーロス・リベラの試合を見たジョーは、リベラの恐るべき力を見抜き、異常な闘志をかきたてられる! ジョーは葉子を訪ね、リベラのスパークリング・パートナーを申し出るが…!?カーロス・リベラはジョーが連敗した相手と次々に試合をして勝った。
日本での契約を終了したリベラは、ベネズエラへ帰国する予定だったが、ジョーが試合を申し込み、特別試合の四回戦として、開催されることとなった。
完全に“野生の男”によみがえったジョーは、“戦慄の男”リベラに、猛烈な闘志で立ち向かう! リングの上と下、ダブルノックダウンとなったジョーとリベラだったが…!?ジョーとリベラの特別試合の四回戦は、興奮した段平の不注意からジョーの失格となった。
納得のいかないリベラは試合続行を要求し、葉子の特別のはからいによって、ジョーVSリベラの十回戦が行われることになった。
“野生の男”によみがえったジョーは、不屈の闘志でリベラに立ち向かう! 後楽園特設リングを血に染めて、ジョーとリベラの凄惨な死闘が続く!!世界六位のリベラと死闘の末、引き分けて見事カムバックしたジョー。
その後のジョーは連戦連勝、その勢いは、東洋・世界チャンピオンへの飛躍を噂されるほどであった。
世界チャンピオンのホセ・メンドーサにひそかに闘志を燃やすジョーだったが、東洋チャンピオン・金竜飛との対戦が決定する。
ところが、ジョーの体は成長し、バンタム級にとどまれなくなっていて…韓国の金竜飛に挑戦し、はじめてのタイトルマッチを行うことになったジョー。
しかし、成長期のジョーの体重はいつしかバンタム級をはるかにオーバーしていた。
きびしい食事制限とトレーニング、地獄のような減量苦の日が続いたが、ジョーは不屈の精神で克服した。
氷のようなチャンピオンと王座をかけた一戦は開始されたが、ジョーは金が冷血漢である理由を知って…!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60007250
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